fc2ブログ

クマゼミには負けへんぞー

クライミングライフ中心の日記

08月« 2023年09月 /  123456789101112131415161718192021222324252627282930»10月

年末に右膝の具合が、貼っては剥がし、貼っては剥がしを繰り返してきたシールのように、ゆるゆるぱかぱかしてきました。
あー屈伸するのも怖いですねー。
踏ん張ると膝の中で小さな爆弾が炸裂しそうですねー。
これはもう経年劣化ですねー。
という状態だったので、しかたなしに年始からはヒールフック等の足技を封印して登ってたらそのうち治まるやろと、浅薄な考えのもと前腕登りをしていたところ、ごりごり引き付けすぎたのか左肘の内側に激痛が走って悶絶。
痛い。
痛い。
痛い。
そういえば初もうでのおみくじは凶であったな。
都島神社は信頼に足るということがよくわかりました。
近所にいい神社があってよかったわあ。

しかしながら凶というのはこの程度で堪忍してくれるものなのだろうか?
確かに痛みを伴うので登るには支障があるものの、壁の隅で膝を抱えて「あーナイスなムーブですねー」「おーGJですねー」などと乾いた相槌を打つしかないというわけでもなく、まあ登れなくもない、いや!痛いけど登れる。
長時間は無理やけど。

このような状態なので、今現時点では凶ではなく、このまま痛いけど登れるぜー!とアホ丸出しで続けていれば、それこそ正に凶となるのではなかろうか。
というわけで当面は無理せず身体と向き合って登ろうと、小学生低学年並みのゆるゆるな決意をいたしました。
セッションもほどほどにしまーす。

スポンサーサイト



労を惜しむ

最近ちょいちょい人づてに聞くことが増えてきたのですが、岩場にて自らトライする課題にもかかわらず、他人にヌンチャクを掛けてもらい、さらには回収すらも他人任せという輩がいるという。

アホかー!
誰がその課題を登りたいと思とんねん!
自分ちゃうんかい!
自分で用意も後片付けもでけへんねやったら、そんなもん触るな!

と、思ったりするのですが、そらワタクシも自分の限界グレードに挑戦するときなんぞ、岩場に向かう車の中から胃のあたりがチクチクしてくるのです。
今から岩場ついて、ヌンチャクセットせなあかんかと思うと煩わしいというか、万が一抜けれなかったらどうしよう。
なんべんやってもムーブでけへん!
この前はできたのにー!
やばー!
ヌンチャク掛けられへんがなー!

などと普段は想像力がないと周りに揶揄されるのに、こんな時に限ってこんなことやあんなことと、想像すればするほどなんぼでもネガティブなイメージが湧き出てくるのです。
そして岩場に着いて、ふと見上げるとラインに沿ってキラキラと何やら光る金属物が・・・
おー!あれは紛うことなきワタクシをぶらぶらぶら下げることを生業としているヌンチャク様ではないかー!
どこのどなたか存じませぬが、ありがとうございます。ありがとうございます。
緩んでしまいそうな顔の筋肉をこれでもかとカツ!を入れ、腹の中ではほくそえみながら、「すいません。これヌンチャクお借りしてもいいですか?」とヌンチャクの持ち主であろう方に断りを入れる。
どうぞー。
心の中では真満のガッツポーズ。
今日はツイテル!
来てよかったー!
団体のビジターさんがわさわさと何組もお店来てくれたような喜び!
ありがとうございます。
テンション少な目心がけます。

ということで本音なんてこんなもんです。
自分でヌンチャク掛けて、自分でムーブ考えて、自分で回収する。
それでこそのリードクライミング!なーんて他人に言いながら、腹の中ではめんどっちーよー!誰かヌンチャク掛けてよー。ムーブわかんねーよー!誰か教えてよー。体力もう残ってねーよー!誰かヌンチャク回収してよー。などと労を惜しむことばかり考えております。

まあそんな自分が言うのもなんなんですが、自分の取り組む課題にはやっぱり他人任せでなく、自ら正面から向き合ってほしいですね。
他人のためのヌンチャク掛けや回収を進んでやる人はいません。
そんな時間があれば自分が触りたい課題をやります。
他人に頼る、任せるということは、その人の貴重な時間を奪うということです。
必死こいて終了点まで抜けましょう。

全開

頬を撫でる風が心地よく感じられる季節となりましたが、最近そんな心地よい風を股間に感じることが増えてまいりました。
はたと気が付くとズボンのチャックがパッカーいらっしゃいと全開状態が週に何回も。
私服の時もクライミングパンツを履いてる時も、それこそ週に数回はそのような状態になっている時があり、もしかしてこの恥ずかしく破廉恥な姿でお客さんに対応してたのかー!と顔面蒼白。
「えー、これはホールドと呼んでおりまして~」パッカー
「両手で持ってからスタートし~」パッカー
「最後の終了点も両手で~」パッカー
生きる意味の真理を説いている宗教家や、超絶難解な宇宙の法則の講義をする大学教授や、突然飛び込んできた悲報を伝えるニュースキャスターであっても、ズボンのチャックが全開であれば説得力も半減どころか、皆無に等しくなってしまいます。
あんた偉そうなこと言うてますけど、開いたらあかんとこ開いてまっせ。
もう気になって気になって、なにを喋られても頭には何も入ってこず、ひたすら気付けよー!って心の中で叫びながらドライアイになるくらい目で訴えるしか術はないと。
そういえば最近ビジターの女性客がやたらと俺の事を見てくるなと思ったらそういうことかー!
もう40半ばのおっさんやけど、絵に描いたようなナイスミドルの俺はまだまだこれから人生における第3モテモテ期やなと有頂天になっていた自分が恥ずかしいー。
まだ口元にご飯粒付けてるほうがましー。
しかたがないので数分おきに股間をまさぐって、問題がないかの確認作業を当分の間は続けていこうかと思います。
ただ確認作業をした際に実際全開状態で、なおかつその瞬間を女性に見られたら、それこそ言い訳できないかもしれません。
というわけでカウンターの中でこっそりと・・・。
そのカウンターの中でのこっそり中に見つかったら、それこそ破廉恥ジムのそしりを免れないこととなりそう!
ちゃうねん!ちゃうねん!これはただのルーチンワークで・・・!
「ホールド回りました」
あ。ごめん。すぐ行きます。

風邪の悩み

押すな押すなのGWも終わり、街も山も新緑が眩しい季節となりました。
さてワタクシは相変わらず岩に行ったり、行かなかったり、行ったふりをしたりとだーらだーらな生活を続けておりますが、この春は珍しく風邪をひいてしまい、それが未だに長引いておりまして、今日もカウンターの中で鼻汁をずびーと間欠泉のように噴出しながら営業いたしております。
元来風邪とはほとんど無縁の生活をしておったのですが、3月末に高熱が出、すぐさま落ち着いたものの、2ヶ月ほど咳が止まらず、またその咳が痛めておる腰や脇腹を電流爆破の如く刺激するので、お姫様のように眠りにつくこともままならならず、非常に苦しかったのですが、ようやく影を潜めました。
やれやれと思ったのも束の間、次は前述のような無尽蔵な鼻水に悩ませれているという今日この頃であります。
いっそのこと鼻からチューブでも差し込んで吸引してやろうかと思うのですが、その場合はやはり掃除機で吸うのがいいのでしょうかね?
身近なもので手っ取り早くとなると掃除機だろうと思うのですが、地下鉄に乗っての通勤の際に、万が一チューブと掃除機が破断したりすると周りの人にえらい迷惑になるのではなかろうか。
ぶしゃーと飛散する鼻汁。
逃げまどう人々。
阿鼻叫喚の地下鉄堺筋線。
ひたすら「すいません。すいません。ごめんなさい」と頭を下げたところで、鼻からチューブがだらりとぶら下がっておれば、本気の謝罪も受け手からしたら、あまり真剣味が感じられないと捉われてしまいそうです。
ならいっそのこと掃除機に「触るな危険!」とか大きく「鼻汁!」とでも記載すれば、周りに人が寄りつかないのではなかろうか?
ただ通常であっても電車で座ってて横に誰も座ってこないだけで「あれ?俺嫌われてる?もしかして臭う?」なんて不安になる寂しがりなもので、いくら鼻水を抱えてるからといえ、自分の半径数メートルがぽっかり空いていると、悲しくなってツブラナ瞳から涙がとめどなく・・・。
そうなると鼻汁は吸引して涙は放置というのも、なにやらバランスが悪いのではないかい?
しかしながら目にチューブは痛そうだな。
いやこれは痛い。
紛うことなく痛い!
激烈痛い!
それならもうチューブを諦めてバケツ持参するか?
これなら大概のものに対応できるスグレモノ。
いやいや!それやったらもうティッシュでええがな!
もはや当初の目的が見失ってしまいました。
近いうちに内科に行って、鼻汁を抑制する薬でもいただこうかと思います。
みなさんも風邪にはご注意くだされ。

桜の散る頃

あれ?店長、4月のマンスリーはないんですか?
「・・・」
北花田店は今月も30本ありますよね?長堀はないんですか?
「・・・」
なんか長堀の扱いが雑じゃないすか?
「・・・」
格差社会じゃないですかー。
「マンスリー課題やからっちゅうて、毎月あるとは限らんのじゃー!言葉に惑わされてんじゃねー!」
マンスリーですよね?

というわけで桜も儚く散りはじめ、待ち焦がれた春は早くも次のステージに移り変わろうとしている大阪でありますが、わたくし3月末から風邪をひいてしまいまして、マンスリーを作ることも開き直って放置し、また桜を楽しむことも相成らんという日々でありました。
そしてクライミングとしましては、これから段々と「のわー!ぬめるわー!」「なんじゃこりゃー!持てへんがなー!」と不向きな気候になりつつありますが、風邪が治まりつつあるので週末は岩に出かけようか企てるものの、しっかり雨が降って中止。
なんかこのところ運気がマイナス、マイナスに転がるようであります。

願わくば新緑の頃には、汚れのない心と体とともに、うひょうひょと岩と戯れたいなと、キレの失われた爪を研いでおきませう。

あ。
来月はマンスリー課題作ります。
マンスリーですからね。