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クマゼミには負けへんぞー

クライミングライフ中心の日記

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蝙蝠谷のプロジェクト

お客さんには「打ち込まなあきまへん!」と言いながら自分はカウンターの中で柿の種をぽりぽり食べてるだけだとか、暇さえあれば金勘定ばかりしてるとか、今年40才になるのに相変わらず女性問題でふらふらしてるとか、最近あまり評判が良くないので、ここはひとつ登れる妄想家の誇りを取り戻すべく岩場に行ってまいりました。

9時半頃に闘うおとーさんY口さんと蝙蝠谷に到着。
さっそくカンテ(5.12c)でアップ。
の、つもりが久しぶりの岩場に恐怖感満載で途中からテンション祭に。わっしょい!わっしょい!
ムーブすらできず、テンションかけすぎて全然アップにならず。
Y口さんは「久しぶりじゃ~」といいながら高度上げて、終了点手前で滑って落ちたけどさすがの登り。
これが社会的立場のあるものとないものの差か。
ならばやむを得ん。受け入れよう。

さてその後、今日の目標である呪い(5.13b)から派生するPJに手を付けるが、が、が、が、が、が、が!
「にょーん!」
「なんじゃこらー!」
「悪いー!」
「暑いー!」
「滑るー!」
汗を滴らせ、蝙蝠谷におっさんふたりの咆哮がこだまする。

地上20mでぶら下りながら、あーだ、こーだ、あーでもない、こーでもないと色々とやってみるものの
「行きまーす!」
「落ちまーす!」
「上がりまーす!」
「(セルフ)とりましたー!」
をエンドレスに繰り返すのみ。

うー、無念だ。
ただ最終便では上部のムーブを解明したので、その下のトラバースムーブを見つけられたらなんとかなりそう。
今まで触った中では最難になるかな~。
次回もがんばろう。
Y口さん、長時間のビレイすいません。ありがとうございました。

下山中、森の中はヒグラシの大合唱でした。
夏の岩場と南船場にはヒグラシがよく似合う。
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