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クマゼミには負けへんぞー

クライミングライフ中心の日記

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モドカシサ

腰を痛め、自らの身体を思うように扱えないモドカシサも2年近くになります。
自分ではハイステップ正対のムーブをしようと思っても腰が壁の中に入るのを拒否したり、右手でクロスランジと分かっていても腰の回旋に恐怖を感じ、距離出すのを躊躇してしまったり。
「あれ?音量プラスを押してるのに全然大きくならんがな?むしろ小さくなってんちゃうの!というかBSのボタンなんか押してへんやろー!」
テレビのリモコンで例えるとこのようなモドカシサです。
ただテレビのリモコンであれば「こうしてやるー!」バンバン!とテーブルの角に叩きつければ、たまに「おー!すまんすまん。わしの仕事を忠実にコナスゼ!」と正気に戻る時もあるのですが、この場合腰をホールドにバンバン叩きつけても治るとは思えません。
試したことはありませんが。

自分より年上だったり、同年代のクライマーの方々は、ほぼほぼ皆さんどこかしら身体に違和感やらを持って、それでも日々研鑽し、岩場に通い続け、高みを目指しておられます。
そのような方を目の当たりにし、言葉を交わすと、怪我を言い訳とし、ジムでお菓子を頬張りながら「うーん。そこはキョンじゃないかな?知らんけど」と無責任なアドバイスを放言したり、バランスボールに覆いかぶさりストレッチ的なことをしてる風を装い実は確実に寝とるなどという怠惰な日々を過ごしている自分が恥ずかしくなります。もぐもぐ。

このまま引退し、ぬくぬくと印税生活に浸るというのもやぶさかではないと考える日もありましたが、そもそも出版物やCDなんかも出したことがないことに気が付いたので、しゃあなしで心を入れ替えてもう少し頑張ろうかと思っております。

簡単に頑張るなんて言ってしまいましたが、具体的には
①まず登る②ケアする③岩に通う④目標の課題に打ち込みまくる
この単純な、かつクライマーであるなら至極当たり前のことと真摯に向き合うことかと思います。
何度も何度も岩に通い登れないと挫けそうになりますが、④の目標課題に打ち込むというのは、わたくしのような凡庸な庶民クライマーが結果を出すための、当たり前のことでありますゆえ、今シーズンは「店長、どこそこの岩場に連れてってくれー!」と言われても「わしはやりたい課題があるから無理ー!」と自分優先で岩場に通うこととします。
皆さんもいいシーズンにしませうね。
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